下準備ってどういうことをすればよいの?その3・材料の下準備について

失敗しないコツ

お菓子作りの下準備・その3・材料について

お菓子を作るうえでの大切なポイント「下準備」

この下準備の大切さについては過去記事で何度かお伝えしていますが、今回は「材料の下準備」についてお伝えします。

材料の計量とはまた少し違う内容になりますので、是非読んでみてくださいね。

材料を適温にしておく

お菓子作りって、作る時の温度もとても重要です。

例えば
チョコレートを溶かす時の温度や
ムースやゼリーを固める時の温度。

これらはすぐに思い浮かぶと思いますが、使う材料の温度も重要なのです。

作業する時や焼く時の温度もとても大切ですが、使う材料が冷たく固いままではうまく混ぜる事が出来ないので、良い生地作りが出来ません。

材料・バターの場合

一番わかりやすいのが「バター」でしょうか。

パウンドケーキを作る時
(私、例えによくパウンドケーキが出てきますね。。。)

冷蔵庫から出したばかりのカチカチの塊のバター

これは、計量時にカットするのも大変ですし
ふわっとしたパウンドケーキの生地を作るうえで厄介な状態です。

バターって、冷たく固い状態で使うお菓子よりも
常温にして柔らかくした状態で使うお菓子の方が多いのです。
(もちろん、冷たくないとダメなお菓子もあります!)

冷たくって、固くって、包丁はおろかゴムベラもスッと入らないバターでは、手が痛くなったりして、なかなか作業がはかどりません。

ですので、
バターは早めから室温に戻して柔らかくしておくことをおすすめします。

計量する時に
100gのバターをワンカットでズバッと計量出来たらとっても気持ちよいですが^^
塊のままではその後が大変なので。。。
バターを薄くスライスしながら計量するのがおすすめ。

その後の作業がやりやすくなりますよ。

材料・卵の場合

卵も室温に戻しておくのが良いですね。

冷たい卵を生地に加えると、温度がググっと下がって、生地が分離しやすくなります。
ですので、夏のお部屋の温度くらいまで戻しておくのでも大丈夫です。

ですが、ひとつ注意点が。
卵を冷蔵庫から出すと結露で水滴がつきますので、それは要注意です。

そのまま卵を割ると殻の汚れが付いた水滴が材料と混ざってしまうので、殻を布巾で拭いてから割る、
もしくは、
すぐに器に割り入れ、蓋やラップなどで覆って埃が入らないようにしておきましょう。

日本の卵は、生で食べられるくらい衛生状態の良い環境で生産をしてくれているので、お菓子を作る前に卵を割っていても大丈夫です。

。。。日本の朝食の定番・TKGって美味しいですよね~(*^▽^*)

材料・生クリームの場合

生クリームは、バターや卵と違って、使う時までなるべく冷蔵庫に入れておく方が良いですね。

生クリームは、温度によって状態が変わりやすいからです。

温度が上がると脂肪球(乳脂肪)が不安定になり、分離したり、口当たりが悪くなったりします。

冷たい生クリームを加えると生地がしまってうまく混ぜられない場合には、冬場などの寒い時期は大丈夫ですが、先ほど書いたように、真夏などは生クリームの状態が悪くなってしまうので、使う時まで冷やしておき、生地に加える時に湯煎などで少し温めるのがベストです。

生クリームの保管温度


ちなみに、生クリームは保管時の温度管理にも注意が必要です。

写真にありますように、「3℃~7℃で保存」がベストです。

みなさん、生クリームは冷蔵庫にきちんと入れておくと思いますが、実はお買い物の時が要注意なのです。

真冬の凍えるような気温以外は、真夏はもちろんのこと、春でも秋でも保冷剤&保冷バッグで持ち帰り、素早く冷蔵庫に入れるのをおすすめします。

この時、もちろん生クリームの箱を揺らさない(振らない)事も大切です。

生クリームって、箱のままブンブン振ると、バターになりますから。

生クリームの賞味期限が切れていないのに、封を開けたら中のクリームがドロッと固まっていた。。。なんてことがあります。

これは、揺すってしまっただけでなく、保管時の温度が高かったせいでもあります。

「保冷材も使って、揺すらないように持ち帰ったのに」と言う場合には、残念ながら、製造後の輸送~店舗での保管の間に良い状態に置かれていなかったことが考えられます。

正直なところ
生クリームの温度管理にあまり詳しくない店舗がありますので、何度か同じことが起きる店舗は避けた方が良いですね。
(私も同じお店で何度も固まりかけた生クリームを購入しました。。。)

材料の下準備から少し反れてしまったかもしれませんが、生クリームの温度管理は大切なのでお伝えしました。

その他材料の下準備

材料の下準備で、その他に必要なことです。

粉はふるっておきましょう。

振るいかたはいろいろありますが、私がおすすめしているのは
「ボウル&ザル&スプーンを使ってふるう」
と言う方法です。

この振るいかたは、粉が周りに飛び散らないですし、計量も楽ちん。
振るった後のザルの置き場にも困らない方法です。

抹茶やココアパウダーは
まず目の細かい茶漉しなどで一度振るってから、粉と合わせて再度振るいましょう。

そして、振るうのは粉だけではありません。

「グラニュー糖以外のお砂糖類」
=上白糖や粉砂糖も振るっておきましょう。

これらを振るわずに使うと、
小さな塊が解け残って、食べた時にガリっと口にあたったり、焼き上がった生地の表面に浮き上がってきたりします。

振るう粉類を冷蔵庫や冷凍庫で保管している場合には、結露して固まってしまう事がありますので、バターなどと同様に、早めから室温に戻しておくことも必要です。
室温に戻してから振るうと良いですね。

長くなりましたが
今回は、「下準備はとても大切です」の記事
3番目・4番目について細かくお伝えしました。

お菓子を作る前にしっかりと下準備をしておくことは、作業がスムーズに進むことになりますし、結果、美味しいお菓子が出来上がる近道になりますので、是非、しっかりと下準備をしてからお菓子作りを始めてくださいね。

お菓子作りにおける「失敗しないコツ」
~下準備の大切さ~
次回は、いよいよ最後の6番目
「オーブンについて」
お伝えしていこうと思います。

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