下準備ってどういうことをすれば良いの?その2・型や道具の準備

失敗しないコツ

お菓子を作る時の「失敗しないコツ」の続き

下準備をせずに作り始めるとどう良くないのか、については
「下準備はとても大切です」の記事に書きました。

上記の記事で挙げた6項目の1番目「材料の計量について」は前回お伝えしましたので、今回は、2番目について書いていこうと思います。

使う道具・型を用意・焼き型の下準備をしておきましょう。

使う道具や型の用意は、作り始める前にする方がほとんどだと思います。
しばらく使っていない型の場合、洗うところから始まるでしょうか。。。

下準備の大切さ・型や道具の準備


トップにも載せたこの写真は、パウンド型に紙を敷き込んでいるシーンです。

この様に、型は、そのまま使うものよりも、下準備をするものの方が多いかもしれません。

例えば、
紙を敷き込んだり
油脂を塗ったり、粉をはたいたり。。。

こういった焼き型の下準備って、生地が出来上がってから行なったのでは間に合いません。

具体的に、下準備とは
パウンド型やスポンジ型に紙を敷き込んだり
マドレーヌ型やフィナンシェ型にバター(油脂)を塗っておいたり

油脂の後に粉をはたく場合には、
油脂をいったん冷やしてからの方が良いので
冷蔵庫で冷やす時間も必要ですね。

こういった作業は
材料を計量するより前に済ませておくと
その後のお菓子作りにおいてスムーズに作業が出来るのでおすすめです。

お気に入りのパウンド型について

私が愛用するパウンド型は、一般的なものよりミニ&スリムです。
(20cmの型の半分量で作れます。)

20cmのものは、見映えはしますが、食べるにはちょっと大きいと思うのです。。。

私は食いしん坊なので、余裕で食べきれるのですが、「色々な種類をちょっとずつ楽しみたい♪」と言う女子ならではの欲望もありますので(笑)
20cmの大きさですと、一切れで他のお菓子を食べる気が失せてしまうので。。。

そこで見つけた半分量のパウンド型を気に入ってレッスンに取り入れたところ、生徒さんにも、プレゼントで召し上がってくださった方々にも大好評でした。

ブルガリアローズのパウンドケーキ

ね、可愛いサイズでしょう♪
このようにマドレーヌやフィナンシェなどの大きさに近いので
「可愛い!」
「この大きさならいくつも食べられて嬉しい♪」
などと喜んでいただいております。

パウンド型の下準備について

パウンドケーキを焼く時に
「型の内側にバターを塗って、粉をはたいてから生地を入れましょう」
と言うレシピも多いです。

でも、それだと大抵、型出しがうまくいきません。。。

ですので、私は紙を敷く事をおすすめしています。

焼き上がったらアツアツでも紙ごとするりと型出しが出来て、綺麗なパウンドケーキに仕上げる事が出来ます。

せっかく作ったのに、上手に焼き上がったのに、型から出すときにボロボロになっては悲しいですもの。。。

フッ素加工の型もありますが、使ううちに加工が剥げて綺麗に取り出せなくなりますし、なんと言ってもフッ素は体に良くないと私は思っているので。。。
なるべくならば、加工されていない型を使いたいもの。

それに、加工されていない型の方が長く使える点でもおすすめです。

ですので
パウンドケーキを焼く時は、是非、紙を敷いてみてくださいね。
もちろん、お菓子を作り始める前にしっかりと準備しておきましょう。

敷き込む紙や、型による大きさの対応については、実際のレッスンで細かくお伝えしていますので、ご興味のある方は、インターネットお菓子教室でパウンドケーキを受講なさってくださいね。

次の記事では、
材料の下準備についてお話しようと思います。

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